通信の常識を超える現場向けの新たなシステムが登場
ネットなしで仕事は成り立たない、そんな時代でも山間だけは例外です。林業、土木、防災、資源管理など山間の事業は様々ですが、便利なスマホも深い山間地では圏外で全く使えません。アプリの活用はもちろん、互いの連絡すらつきません。
効率的な仕事がしにくいのはもちろん、災害や事故の際などは命にもかかわります。でもこれまでそんな現状が仕方ないものと放置されていました。
しかしついにそんな常識を変えることができる時がやってきました。
それが我々のポータブル通信杭システムです。
持ち運びが可能な杭型の通信デバイスを好きな場所に挿すだけで、山の中でも自在にネットや通信が使えるようになります。
複数の通信杭が無線でつながり、直径1km(半径500m)の広いエリアでネットが使えるようになります。
従来例えば森の中では携帯はもちろん、樹木等に遮られ衛星通信も活用することが困難でした。
しかし我々ならではのホッピング技術により、その課題を克服することが可能になりました。
通信杭が約150mの間隔で順にホップし通信をつなげていくことができます。設定がプリセットされているため、杭を挿していくだけで自動的につながります。
中央に衛星通信機(スターリンクやスカパーなど)を配置すればそのままインターネットにつながるようになります。
インターネットを必要としない場合は、エリア内での通信が可能です。
山間作業、遠隔監視、防災などの用途で大活躍
このような仕組みにより、ネットの活用の他、360度カメラを稼働させ遠隔で現場の様子を確認することも可能です。
更に樹が生い茂った森の中、トンネルなど従来無線通信が困難と想定されていたところでも通信が確保できます。
通信速度としては、スターリンクと連動させた場合は動画の送信を含め、通常のオフィスワークを違和感なくできるレベルを実現します。
杭の本数は500mの場合4本となります。コンパクトなのでバッグで一式を運ぶことができます。作業の移動がある場合は、杭を移し替えればOKです。
このため、山間作業はもちろん、通信途絶時の防災対応、広域の遠隔監視など幅広い用途で活躍します。
常設用バッテリーも用意
杭の電源はベースはポータブルバッテリーを採用していますが、常設的に使用されたい方のために、小型のソーラーパネルキットも用意しています。